誕生日でした!
(2024/12/07)
36歳になりました!
ハッピー!
誕生日といえば、たまに思い出すエピソードがある
小学校の時の話
母の言葉に傷ついた話
誕生日プレゼント、好きなものえらんでいいよ
小学校の3年生くらいだったかな
誕生日ということで
「好きなものを選んでいいよ」
と買い物に連れて行ってくれた
ワクワクしてた
嬉しかった
お店はそんなに大きくないところだったと思う
小学生が好きそうな雰囲気の、キャラクターのグッズや文房具が置いてあるようなショップだった
そんな安いのでいいと?ほんと欲がないね
一通り見て選んだのが、可愛らしいレターセットだった
「これがいい」
とお母さんに言った
期待を込めて。
これを買ってもらえるんだ
と胸を高鳴らせて。
するとお母さんは
「そんな安いのでいいと?ほんと欲がないね」
と言い放った
「これ安いよ!もっといいの買ってあげるよ!」という感じじゃない
明らかに馬鹿にしたように
「なんでそんな物を選ぶんよ
もっとよく考えなよ」
とでも言いたげに
ため息が聞こえてくるようだった
恐らくお母さんは
「せっかく誕生日プレゼント、なんでも買ってあげるって言ってるんだから、もっと高い物選んでいいのに」
と拍子抜けしたのでしょう
気合入れてお金おろしてきたのかもね
子どもはね、値段で欲しいプレゼントを選ばないんだよ、お母さん
まぁ、この時のお母さんの気持ちは
私の憶測でしかないんだけど。
ワクワクとドキドキが流れちゃった
ただそのレターセットが可愛くて欲しいと思っだけ
自分で一生懸命選んだの
ワクワク!ドキドキ!で満たされていた心が傷つけられた
ワクワクとドキドキ、一気に流れちゃった
悲しかった
ショックだった
「えっ……」
しばらくフリーズしてたんじゃないかな
どうしたらいいかわからずに
(他のプレゼントを選んだ方がいいのかな
でもこのお店に他に欲しいものなかった
このお店で選ばなきゃいけないんだよね?
じゃあこのレターセットがやっぱり可愛いな…)
結局そのレターセットを買ってくれた気がするんだけど
そこの記憶が少し曖昧
ただ「そんな安いのでいいと?ほんと欲がないね」という言葉と言い方が、ずっと頭に残ってる
欲がない=我慢=思考停止
他の場面で、何か欲しいものを尋ねられた時に「それは高いからダメ」と何度か言われたことがある
「高い物は買ってもらえない」それがインプットされた
だからレターセットにしたわけじゃないんだけど
安いもの選んでも結局否定されるんだよなぁ
と更にインプットされた
それからは「自分が欲しいもの」というより
「欲しいと言っても否定されないもの」
「お母さんが納得するであろうもの」
を無意識に選んでいたように思う
だから自分の本当に欲しいものは我慢するようになって
しまいには自分の本当に欲しいものが何かわからなくなった
思考停止状態
共感してほしかった
「可愛いレターセットだね」
ただこうやって共感してほしかった
肯定してほしかった
受け止めてほしかった
それだけだったのにね
他の子どもだったら
お母さんに「こんな安いのでいいと?ほんと欲がないね」と言われたら
「これがいいの!これ買って!」とか
「じゃあ他のも選ぶ!」とか言うんかな
恐らくHSP気質な私は人の言葉に敏感で、
そんな返しをする余裕はなかった
ただ大好きなお母さんに受け入れられなかった、ということが絶望だったのだ
まとめ
この誕生日エピソードは時々思い出すトラウマの一つ
子どもの心は本当に繊細で傷つきやすい
HSPじゃなくてもね。
子どもがどんなプレゼントを選んでも
まずは共感してあげてほしい
値段交渉は二の次
世の子どものワクワクとドキドキが守られますように
私も守っていくのです!
またね!
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